四種混合とシルガード9について

4月より定期接種の大きな変更点が2点ございます。

①四種混合が2ヶ月より接種可

これまで標準的にはワクチンの初回接種は2ヶ月齢でのロタ・ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎の4種類でしたが、この変更を受け2ヶ月齢で5種類の同時接種が可能となります。

<月齢7までの推奨スケジュール>

2ヶ月:ロタリックス①、ヒブ①、肺炎球菌①、B型肝炎①、四種混合①

3ヶ月:ロタリックス②、ヒブ②、肺炎球菌②、B型肝炎②、四種混合② (+3−4ヶ月検診)

4ヶ月:ヒブ③、肺炎球菌③、四種混合③ (+3−4ヶ月検診)

5ヶ月:BCG

6ヶ月:日本脳炎①  (+6−7ヶ月検診)

7ヶ月:日本脳炎②、B型肝炎③、(+6−7ヶ月検診)

②シルガード9の定期接種化

HPVワクチンの定期接種の対象は、小学6年生の4月1日から高校1年生相当にあたる年度の3月31日までです。

これまでの4価のガーダシルに加え、9価のシルガードも定期接種可となります。スケジュールは2回または3回です。

2回接種:1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合(対象は小学6年〜14歳)

*1回目から5〜12ヶ月あけ2回目を接種する。(5ヶ月未満の場合は3回接種を推奨。2回目から少なくとも3ヶ月以上の間隔とする)

3回接種:1回目の接種を15歳になってから受ける場合(対象は15歳以上)

*1回目から2ヶ月あけ2回目を、2回目から4ヶ月あけ3回目を接種する。

○交互接種について
ガーダシルで接種を開始してもシルガード9に変更して接種することは可能です。
*接種間隔はシルガード9と一緒で、最短で2回目は1回目から1ヶ月以上・3回目は2回目から3ヶ月以上あける必要があります。
*2価と4価ワクチン間での交互接種はできません。

PAGE TOP