小児科
夜泣き外来
赤ちゃんの夜泣きにお困りの方に
赤ちゃんの夜泣きは一般に病気とは見なされず、健診などで医師に相談しても「様子を見ましょう」と言われることがほとんどです。しかし実際には夜泣きが保護者に与えるストレスは大きく無視できず、最大限の支援を行うべきと私たちは考えております。現代医学的観点のみでなく、育児の現実を考慮し、それぞれの家庭に合った方法を共に探っていきます。
赤ちゃんが夜に泣いてなかなか寝付いてくれずに困る保護者の方は非常に多いです。泣く赤ちゃんの診察においては、まず何らかの病気や怪我が隠れていることの除外が必要です。
特に原因がない場合、典型的には新生時期に始まり3ヶ月頃に軽快する「コリック」とそれ以降に始まるいわゆる「夜泣き」に大別します。
コリックの場合はお腹にガスが溜まっていたり、腸の動きが乱れたりすることで腹痛が生じていると考えられています。私たちはそれぞれのお子さんの栄養や腹部の状態を確認し、それぞれに合った方策をお伝えいたします。
赤ちゃんは4ヶ月以降になると夜にまとまった時間で眠れるようになってきます。寝付いた後、夜間に何度も起きて泣いてしまうことがあります。これは不快を感じる力が強くなっていたり、昼間の活動中の刺激によるものであると考えられています。
睡眠だけでなく覚醒時の状況の把握に努め、寝かしつけの改善策の提示や状況によっては漢方薬などを併用することで睡眠の質の向上に役立ちたいと考えています。
小児科
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一般小児外来
風邪、胃腸炎、皮膚のぶつぶつやかさかさ、中耳炎、気管支炎、肘が抜けた、火傷した、いつもと様子がおかしいなどお子さんの多岐にわたる症状に対応いたします。
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小児免疫外来
反復性中耳炎、反復性肺炎、頻繁な発熱など、免疫の異常が疑われる患者さんは是非ご相談ください。
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乳児健診・予防接種
3-4ヶ月、6-7ヶ月、9-10ヶ月、1歳半、3歳のキーとなる月齢の健診と、全ての定期接種と必要な任意接種を行います。
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アレルギー外来
アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹などを主な対象とします。
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夜泣き外来
夜泣きは病気ではないことがほとんどですが、保護者の生活の質を著しく下げる可能性があります。個々の家庭に合った対応策を考えていきます。
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偏食外来
偏食を完全に直すことは難しいですが、少しずつ食べられるものを増やしていくことは不可能ではありません。食事中の習慣にも適切な対応があります。お子さんやご家庭に合わせた助言を行います。
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発達外来
言葉が遅い、かんしゃくが強い、切り替えが苦手、落ち着きがないなど、発達に関する症状や不安に対応いたします。