院内設備:レントゲン、超音波、心電図、血算・CRP、HbA1c迅速検査、血液ガス、尿検査、各種迅速高原検査、新型コロナウイルス迅速核酸増幅検査(NEAR方法)、感染隔離室、非感染逆隔離室、授乳室、処置室

院内概観

当院の空気清浄機、および換気用配管の配置をお示しします。空気清浄機は厚生労働省が推奨するHEPAフィルター付きのものを使用しており、換気系統も感染隔離室と一般の患者様にご利用いただくスペースとで完全に分離しています。また出入り口についても一般患者様と隔離対象となる患者様の動線を完全に分離しています。これらにより院内感染のリスクを可能な限り低減しております。院内は二酸化炭素モニターを配備し、換気のレベルを常時監視します。

新型コロナウイルスだけでなく、麻疹(はしか)や水痘(みずぼうそう)といった空気感染を起こす感染症、またはそれらが疑われる患者さんは感染隔離診察室で診察させていただきます。

また乳児期早期や、免疫抑制剤およびステロイドの内服を行なっているなど特別な配慮が必要な患者さんには一般患者さんからの感冒などから守るために逆隔離室をご用意しました。授乳が必要な方にも専用の部屋を設けております。当院は皆さまが安心し快適に診察を受けられるような環境整備に努めてまいります。

一般待合室

ロビーには5脚のベンチを広く配置しております。座りやすく、立ち上がりやすい設計のベンチを採用しました。当院の細かな消毒に耐えられるよう、表面は次亜塩素酸およびアルコールに強い素材で作られております。右端の座面には丸みを持たせ、車椅子やベビーカーの側に座りやすい形状となっております。

ウォーターサーバー

ロビー内には87度と6度のお水と提供できる軟水のウォーターサーバーを設置しております。ミルクの調乳にはサカザキ菌の殺菌のため70度以上のお湯が必要で、当院のお水は安心してご利用いただけます。

待合人数の掲示

院内が混み合ってくると、いつ自分が次の診察に呼ばれるかわからないというのは大変なストレスとなります。

待ち時間の目安がリアルタイムで把握していただけるよう、院内のディスプレイに小児科と内科で分けて待ち人数を掲示しています。

 

自動釣銭機

自動釣銭機を導入しました。金銭の受け渡し時の手の接触を避けることができます。

クレジットカードや電子マネーも順次使用可能となります。(2021年11月現在、クレジットカードはVISA, Mastercard, JCB, AMEX, Dinersが使用可能です。電子マネーについては交通系、ID、nanaco、WAON、QUICPayが使用可能です。)

診察室

すっきりした間取りで、視覚過敏がある方でも入室しやすいように配慮し色味を抑えた什器を配置しています。診察机は患者様側に丸みを持たせており、特にお子様がぶつかってもケガをしにくいようにしています。

授乳室(もものへや)

当院には授乳用の専用室を設けています。授乳室専用の換気口、エアコン、空気清浄機を設置しており、快適にお過ごしいただけます。ミルクを調乳した後も、水道でビンを洗うことも可能です。イスも授乳専用に設計されたもので、程よいU字型と肘掛の高さとなっており、簡単に適切な授乳姿勢をとることが可能です。

血算・CRP測定器

指先から得た少量の血液から、白血球・赤血球・血小板の数を測ることができます。またCRPという細菌感染症などにより上昇する炎症反応の数値や、貧血についても簡単に調べることも可能です。指先からわずか18マイロリットルという数滴の血液で検査が可能ですので、体格の小さなお子様にも負担の小さい検査となっております。

血液ガス分析機

こちらは100マイクロリットル(小さじの1/50量)という極少量の血液からわずか45秒で多くの情報が得られる検査になります。血算・CRP同様に必要な血液量が少ないのでお子さんに比較的優しい検査です。

体内の酸素や二酸化炭素を計測して呼吸状態を把握したり、ミネラルのバランスや、体液の酸性・アルカリ性のバランス、腎臓の機能、血液循環の状態、貧血の有無をまとめて知ることができます。

尿化学分析装置

当院では機械による迅速な尿検査を行ないます。試験紙を肉眼で評価する場合に生じやすい検査者によるバラツキを防ぐことができます。測定可能な項目は下記の通りです。

アルブミン、ビリルビン、潜血、クレアチニン、ブドウ糖、ケトン体、白血球、亜硝酸塩、pH、蛋白質、比重、ウロビリノーゲン、 アルブミン/クレアチニン比(A:C)、蛋白/クレアチニン比(P:C)、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(妊娠反応検査)

高感度迅速抗原検査

当院は鼻腔・咽頭拭い液を使用した迅速検査は目視により判別するキットも使用しますが、新型コロナウイルス・インフルエンザ(発熱初日の場合)・マイコプラズマの場合はこの機械を用いた高感度な迅速検査を行います。およそ5-15分程度で結果を得ることができます。他院での採用が少ない機械ですので、感染症流行時にもキットが欠品しにくく、検査を継続しやすいというメリットもあります。

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